ブログをご覧の皆様こんにちは
毎年恒例の大玄堂春の大展示即売会を今年も開催いたします!!
定番商品からお値打ち商品、特別に展示している商品など数多く販売します
デザイン額など100点以上展示しております。
その他にも加工紙や書道小物全てがお値打ちに提供されています。
是非この機会にいろいろな商品を見て触って確かめてお求めください。
書道用品で分からないことや筆の洗い方や扱い方などご相談下さい。
年に一度の大売り出し会社の倉庫から3階まで全てご覧頂けます。
定価の35%OFFにて販売しておりますのでぜひ皆様ご来場ください
開催日程:3月7日(金)~3月13日(木)
営業時間:午前9時~午後5時30分
※期間中は土日も休まずに営業いたします
今年も土日のイベントを開催することが決定しました
イベント①「弊社の表具師と個別での無料相談会」です。
古軸仕立て直しやでデザイン表装など表装に関しての相談会を
行います!お気軽にお越しください♪
日程:3月8日(土)、9日(日)
イベント②「3/9(日)限定!マーブリング体験会」
扇子10寸をオリジナルの柄に仕上げて飾ってみませんか?
先着20名様げ限定になります!
心よりご来場お待ちしております
場所:大玄堂 岐阜市須賀1-8-25
電話:058-271-2662
時間:9時~17時 最終日(13日)は16時まで。
ブログをご覧の皆さまこんにちは
今回は、岐阜県にて行われる「ぎふ美術展」についてのお知らせです
第5回ぎふ美術展の作品募集しています!
2024年8月17日(土)~9月1日に岐阜県美術展で開催される第5回ぎふ美術展の作品を募集しております。
当社は書道部門の作品を扱っております。
作品規格は、
・縦250cm・横200cm以内とする。壁面展示が可能なものに限る。
・額装の場合はガラス・アクリル共に不可。
※ただし、篆刻及び半切(1.5尺×5.5尺)以下の作品はアクリル可。
・文字性の有無は問わない。なお文字性のある作品については必ず釈文をつけること。
書類応募締め切りは7月5日(金)までです。
作品は7月19日(金)に搬入日となるので7月5日までに大玄堂にお願いします。
書道の審査員は土橋靖子先生と島谷弘幸先生です。
全国より出品を考えられている方で半切や2×6作品2×8・最大で6×8尺の作品などで
額装やパネル表装を考えられている方がいらっしゃったら一度大玄堂にお問合せください。
貸額表装や貸枠表装を行っております。
作品を送って頂き弊社でしわ伸ばし、裏打をして額装をして搬入・搬出まで致します。
展覧会が終了後に捲り作品としてご自宅や書道教室にお戻し致します。
また軸装をご希望のお客様も作品を送って頂き弊社で軸装を行います。
弊社は外部委託せず、自社で10名の表具師がおります。
日展や読売展の指定表装業者にもなっております。
安心してお任せください。
学生さんやお子様の作品出品で仮巻き表装・簡易表装をご希望のお客様も併せて募集しております。
昨年などは遠方から額装などで高い送料を払って送られている方を目にしました。
額の送りと戻しだけでもだいぶ高い料金となりますので一度ご検討ください。
興味を持たれた方は、058-271-2662 大玄堂 渡辺まで。
電話の際に「ぎふ美術展の件で」とおっしゃっていただければ表装代や流れなどスムーズにご案内できると思います。
ぎふ美術展のHPは以下よりご覧になれます。
ブログをご覧の皆さま、こんにちは
3月に入りましたが、ここ最近は気温が低く寒い日が続いておりますね。
寒暖差などありますので体調には十分お気を付けください
そしてこの時期は、花粉症の方にはつらい時期ですよね、、
早めの対策をして乗り切りましょう♪
さて、毎年恒例の大玄堂春の売り出しを今年も開催いたします!!!
現在、社員全員で準備をしております♪
1階~3階まで開放し、多くの商品を展示しております。外には、100点以上の額を
取り揃えております。お買い得商品などたくさん用意しております!
会期:3月8日(金)~3月14日(木)
会場:大玄堂本社
時間:午前9時~午後5時まで
~はがきの品に関して~
はがきに掲載している商品は、ご来店いただいた方のみの特別価格となります。
郵送での対応はしておりませんのでご了承下さい。
また、3/8~3/14の間まででしたら取り置きも可能です。ただし店頭受取のみの対応
となります。3/14以降の受取は出来かねますのでこちらもご了承下さい。
皆様のご来店お待ちしております
ブログをご覧の皆さま、こんにちは
2024年2月21日~2月26日まで岐阜高島屋にて、第45回記念 岐阜書作展(墨の祭典)が開催となりました。
岐阜県を代表する先生方の作品が数多く並んでおります。
額作品や軸作品など、100点以上の作品が並んでおります。
岐阜高島屋で行う墨の祭典は、今年が最後となります。
お近くの方は、ぜひご来場ください。
10階催事場では、弊社が物品の販売を行っておりますのでよろしくお願いいたします♪
場所:岐阜高島屋10階催事場
時間:午前10時~午後5時までとなっております。(最終日は午後4時までとなります)
ブログをご覧の皆さま、こんにちは
安徽省宣城市泾县(せんじょうしけいけん)にやってきました。
いや〜変わったな〜って感じです。中国の経済発展は本当にすごい。
日本の経済成長の時もビルがガンガン建って街は変わって行ったのでしょうが、40代前半の私はそれを知りません。
ですので中国来ると「あ!また変わった!え!?なにこれまた作ったの?」って感じです。
当社の中国支社は杭州近郊にあるのですが、コロナ禍で3年半中国に来られなかった期間に
モノレールが走りショッピングモールができ、1億円のマンションが乱立。
30階建てのマンション群が近所で出来たのを見てゲームの世界みたいな感じです。
誰がこんな田舎で1億円のマンション買うんだ?って思っていたら従業員さん買っていて驚き!
うちの高~い給料で一億のマンション買えるのか?!って思ったら戚さんの旦那さん会社の重役で
息子さんはタオバオで勤務、お嫁さん弁護士とか言っていたな。今度遊びに行ってみよう。
セキュリティ厳しいから入れてもらえるかな、、、
あ、話を戻して、泾县も新幹線の駅ができ数年街の姿はすっかり変わりました。
街中は新しい建物や飲食店が出来ていましたが、車を少し走らせると紙工場が現れます。
紙工場の前の山を見ると稲藁が山の斜面に干してあるのを見ると「宣紙の町だな」って思います。
宣紙は稲藁と青檀皮の2つの原料で出来ています。
日本で多く使用されている棉料単宣は、稲藁の比率が60%から70%で青檀皮が40%から30%が棉料です。
逆に青檀皮の比率が60%から70%だと浄皮です。
青檀皮や稲藁の割合によって品名が変わります。
各社配合比率はオリジナルで企業秘密です。
仕入ない限り正確な数字は教えてもらえませんが目安としてください。
棉料は、稲藁の比率が多いので滲みが多く、柔らかい紙になります。
浄皮は、青檀皮の比率が多いので滲みが少なく、破れにくい強靭な紙で墨色が出しやすいと言われています。
青檀皮はこんな感じの木です。 刈り取った後がこちら
稲藁の原料はこんな感じです。 山の斜面で乾燥してる所です
その後各原料を蒸したり洗ったり漂白、選定などして原料と変わります。
棉料と綿連の違いを聞かれることがあります。
棉料は原料が稲藁の多い事を表して、綿連は紙の厚みです。
紙の厚みは以下の様です。
下に行くほど厚い紙です。
浄皮羅紋 細かな網目上状の簾の目を使い漉かれ、羅紋模様が特徴です。
棉料綿連 稲藁の比率が高く単宣より薄く漉かれています。滲みも多めです。
浄皮単宣 浄皮比率が高く滲みは綿料単宣より少なめです。
浄皮比率が高いので紙は破れにくいです。
棉料単宣 日本で1番多く使われているスタンダード商品です。
棉料単宣が基本となる商品です。
棉料重単宣 棉料単宣を厚めに漉いた紙です。単宣では滲むとか破れるとか思う方に
お勧めです。滲みが緩やかになりしっかりと墨を入れることが出来ます。
棉料夾宣 紙を漉く際に漉き船(水槽)の中で原料を2回すくい上げて漉いた紙です。
単宣を2枚にした位の厚みになり、紙が厚いので墨がしっかり入った
部分は濃く強い黒を表現できます。
棉料二層夾宣 棉料夾宣を乾燥させる際に2枚重ねで1枚の紙として乾燥させた紙です。
棉料三層夾宣 棉料夾宣を乾燥させる際に3枚重ねで1枚の紙として乾燥させた紙です。
紙の厚さとして参考にしてください。
薄手の紙を好む方は棉料綿連かお店で単宣の薄いものと指定をされるといいと思います。。
標準的な厚みとして、単宣。
厚みのある紙であったり滲みを少し抑えた紙、楷書隷書篆書には重単宣などお勧めです。
夾宣は紙も強いので水墨画や一字書などにも使える紙になります。
皆さんがどんな風合いに紙が好きでどの様な字を書きたいか、墨色や表現をどうしたいのかを
大玄堂や書道用品店に相談しておすすめの紙を手にしてみてください。
ちなみに日本では宣紙と言えば棉料単宣が多く使われますが、中国では浄皮単宣が一般的です。
また紙の厚さは四尺の単宣で3.3〜3.6キロ程を使用されることが多く重たい紙といった感じより
しっかり目の詰まったパンとした紙といった様な紙が多いです。
浄皮比率が多く墨色が出やすく、紙が厚いので濃淡が付けやすい感じです。
墨をよく取りますが滲みは程々で淡墨にも向きます。
なかなか日本の市場ではこれくらいの厚みは好まれないのと、昔は厚い紙でしたが昨今は
四尺で2.4キロくらいを好まれるので中国のまんまの宣紙はあまり日本では見かけないですね。
最後に棉料と綿連の感じの使い分けだけ。
よく間違えてしまいますよね。このように覚えて貰うと間違えにくいです。
「棉」は木なので木から切り出した加工前のもの。だから原料。棉の原料で棉料。
「綿」は糸になっているので、加工済の原料で作るもの。綿を連ねることによりできる紙。
だから紙の加工具合で綿連。
今後もいろいろなブログを発信していきますのでよろしくお願いいたします。