みなさん こんにちは
先日の4連休はいかがお過ごしでしたか?
私は 「マンガ 書の歴史 殷~唐」 (講談社)を読みました
その中で私自身はっきりとわかった事がたくさんありました。
まず1点あげたいと思います。(抜粋)
* 書道史最大の大家 「王羲之」 蘭亭序のこと
永和9年(353)3月3日王羲之は、みそぎの儀式の後
蘭亭にて曲水の宴を催した。
この宴にはときの名士42名が集い、曲水に杯を浮かべ
杯が流れ着くまでに詞のできない者は罰として
杯の酒を飲むというものであった。
たちまち多くの詩ができ宴を催した王羲之はこれに感激し
序文を書いた。かくして名作中の名作「蘭亭序」が出来上がった。
この3月3日の遊戯の宴は、日本にも伝承され漢詩を和歌にかえた
曲水の宴が貴族たちによって楽しまれた。
蘭亭序にはその著名さからさまざまな逸話が残った。
鼠のひげを集めた筆が用いられたとか、ほろ酔い気分で
書いたので、酔いがさめてから書こうとしたがこれ以上に
うまく書けなかった とか云々。
色々有るようです。面白いですね
表装の仕事を通じて多くの蘭亭序の作品を見聞きしていただけに
こんな場面を表現していたものとは…
背景を知るだけで書の世界に広がりを感じます
また次回をお楽しみに 安江