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<にじみ止めについて>

2021年02月12日  カテゴリー :

大玄堂ネットショップはこちら→https://www.daigendo.com/

 

大事な作品をお預かりして表装していく上で、墨のにじみを止めないといけない場合があります。

最初にするのが作品の裏打ちですが、作品を作業台の上に裏向きにして置き、霧吹きで水をかけます。

そうして湿りを与えて墨で引きつっている紙をのばしていきます。

それを「シワのばし」といいます。

濃墨、宿墨で書いた作品には、霧吹きの水量を多めにかけないとシワが伸びないので、作業時間も長くなり、にじむ可能性も高くなります。

また、書いて間がない作品もにじみやすくなります。

その場合、シワのばし前に作品の表裏に、にじみ止めスプレーを一文字一文字丁寧にかけていきます。

 

弊社では呉竹の書画作品表装スプレーを紹介します。

表装スプレー.PNG

定価1,200円

 

子供さんの作品には、水で洗い流せる墨液を使用しているものや、筆ペンで氏名が書かれているものもあります。

それを見極めるのも表具師の大事な仕事です。(どちらも水でにじむ為、表装出来ません)

 

安江

 

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