こんにちは。
大型台風が接近している中ですが飛行機に乗り中国へ出発です。
フライト前に「本日は台風の影響により一部揺れの激しい区間が・・・・」とアナウ
ンスがある中、大空へ。
飛び立ってから15分程台風の影響で大きく揺れていました。2時間30分程で上海浦
東空港へ。
当社は40年程前から中国の紙工場や硯や印材など幅広く書道用品を直接貿易で仕入れ
てきました。
お陰様で長年中国と取引をさせて頂き良質でお値打ちに商品が入り、お客様に良い品
を安くご提供させていただけます。
今回も色々と中国国内を回り、新たな発見ができたらと思います。
出張中いろいろと感じたことなど旅日記になってしまうかもしれませんが書かせて頂
きます。
今日は上海で最も有名な繁華街南京路辺りを散策しました。
南京路で有名な書道用品店で朶雲軒(ダウンケン)というお店があります。地球の歩き
方にも乗っているお店です。
ここは日本で言う銀座のど真ん中一等地に店があるみたいなもので商品は少々高いで
すが美術的価値のあるものから本物の良い物まで5階まで展示してあります。1階は書
道用品が並んでいます。
書作品に興味のある方や古いものが見たい方は無料ですから遠慮せずに上がって見て
みてください。
ちなみに中国の書は、絵(水墨画)と書が一緒になったものが多いです。
字のみの作品もありますが中国は書画が多いですね。
その為、基本的には白い紙を主に使い、日本のような仮名加工紙は非常に珍しく感じ
られるみたいです。
こちらの書道用品店さんと色々話をしていて仮名加工紙をみたいにボカシや紋刷りな
どでデザインを施してあるものは中国でも販売するといいよと教えてもらいました。
でも値段が・・・とのこと。
ちなみに上海の書道用品街は南京路から2本ほど横に行った通りに数十件並んでま
す。
よくツアーなどで行かれると豫園の周りにあるお土産屋さんや古物を扱っているとこ
ろで買われる方が多いと聞きます。
なかなかと本物を見つけ出すことが難しいと思います。
南京路の近くでしたら徒歩2分です。よかったら行ってみてください。
筆や画仙紙、宣紙など色々販売されています。
値段は宣紙等は日本と変わりません。実際に触って良い紙を見つけたら買われてもい
いと思います。
筆なんかは和筆作りではないですがとても安い物もあります。
硯に関しては中国は今非常に高いです。
値段はちゃんと交渉してくださいね。
電卓の叩き合いをすれば2/3程にはなると思いますよ。
筆者名:安藤