皆様、普段硯のお手入れはされていますか?
「もちろん水できれいに洗ってるよ!」というお叱りを受けそうですが・・・
それでも長く使っていると、墨下りが悪くなり、墨色が出にくくなってくると思います。
そんな時には一度この「泥砥石」で硯を手入れしてみてください。 墨おりが良くなり、墨色がよくなります。
お手入れ方法
1・硯の面に少し多めに水を張り、泥砥石を少しの間置きます。5分程水に付けると砥石が溶け出します。
2・溶け出した泥砥石で墨をするような感じで面を磨きます。(優しくゆっくりと磨ってください。)
3・全体を磨いたら最後は泥が残らないように綺麗に洗い流してください。
4・もし、四隅にこびりついてどうしても取れないものがあったら、使い古しの歯ブラシなどでこすってください。間違っても、陸(墨を磨る部分)をガシガシこすってはダメですよ
簡単に硯のお手入れができます。一度お試しください。
硯は消耗品ではない為、長く愛用される方がほとんどだと思います。
きちんと手入れすればご自分の孫の代まで、引き継げると言われています。
筆者名: 清水