飛行機が割れちゃってますね。
飛行機が好きな私は飛行機を見ると写真を一枚撮りたくなります。
さて今日はちょっと天津へ来ました。
飛行機で2時間半のフライトと考えると東京まで行くみたいなもんですね。
今から数十年前に社長が中国に行き始めた頃は航空券は何十万円もして近所の方がみんなお見送りに来るという時代でした。
中国と取引を始めて30年も経てば時代が変わるのは当たり前ですね。
今では航空券は安いと3万円程で買えますね。
天津は北京から新幹線で30分。
やっぱり天津飯が有名なのかな?
気温は私の予想では凍えるような寒さかと思っていたら以外と日本と変わらない気温でした。
中国は広いので南の方に行けはまだ半袖。北に行けばコートが必要なくらいに寒いです。
さて今回の天津の目的は、書道用品の博覧会の見学です。
硯はもちろん画仙紙、宣紙、筆屋さんから墨屋さんに至るまでさまざまなメーカーが参加しています。
日本では書道だけの博覧会は開催されません。またメーカーさんや業者さんは分かり易いですが中国は広いのでなかなかと一回に出会えるメーカーさんや業者さんは限られますので、このような交易会に行くと多くの方に出会えるのは非常に魅力的です。
日本からも墨運堂さんなどが出店していました。
本当に数多くのお店があり色々話しているとすぐに一日が終わってしまいました。
筆者:安藤
今回は皆様へ朗報です。
紅星牌販売担当者から今朝いきなり
「紅星牌の値引きをしてお客様へ安値で提供する」との企画が飛び込んできました。
紅星牌を期間限定・数量限定で特価にて販売致します。
まさしくゲリラ企画!!
価格が高騰する中この価格でご提供出来るのはなかなか無いと思います。
紅星牌 四尺棉料単宣や尺八屏単宣を是非この機会にお求めください。
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期間限定・数量限定で行っております。
詳しくは特価商品をクリックしてみてください。
無くなり次第終了となりますのでお早目のご注文お待ちしております。
筆者:小寺
書道をするときに必ず起きるトラブル…、それは墨を洋服に付けてしまったとき
どんなに気を付けていても必ずやってしまう…、特にお気に入りの洋服に限って!
これほど悲しいことはありません
実はそんな時にとても便利なものがあるんです!
それはコレ!
呉竹さんから出ている応急シミヌキ剤 その名も「スミノンα」です!
この液を墨が付いてしまった箇所に塗布し、何回かモミ洗いをすると落ちます。
ただし時間が経ってしまうと落ちにくくなってしまうので、カバンの中に携帯しておくとベストだと思います。
墨以外にも、口紅や血液なんかも落とせます。
教室を開いてみえる先生方は、教室に一本あると便利ですね!
便利な道具を使って楽しく書道をしましょう
筆者:清水
せっかく中国まで行ったので色々と見てみようと思い今回は老坑の坑道まで行ってきました。
肇慶市内から走ること約10分で西江川の船着場へ到着します。
川の対岸には斧阿山(ふかざん)がそびえ立ち、非常に美しい風景です。
私が見る限りでは西江は幅が約400m程。今の季節は水位が低いですが5月~10月は水位が高く川幅いっぱいまで水位が上がります。(もう少し幅が広がるかもしれません)
私も最初聞いて驚きましたが10月下旬の川幅でもとても広く感じるこの河が上記の写真の黄色い柱の位置まで水位が上がります。もちろん下にあるお店などは時期によっては水の中に沈んでしまいます。
写真を見ても分かるように大型船がコンテナーを積んで常に行き来をするくらい大きな河です。
この河を渡し船で渡ること10分、対岸に老坑の入り口があります。
老坑の坑道入り口まで見学をするには船着場から歩いて5分です。
現在は観光地となり美しい公園になっています。
美しい公園を歩きすぐに老坑の坑道です。
これは旧坑です。
現在は水を入れて勝手に掘り出すことができないようになっています。
坑道の幅は約80cm程で中は非常に狭く作業は困難を極めます。
当時の坑道内での作業はこんな感じです。
旧坑から約30m離れたところに新しい坑道の入り口があります。
白い小屋の中に新しい入り口がありますそこから中に入ることができます。
但し老坑は現在掘り出しに関しては政府によって規制されています。
採掘再開に関しては現地の方でも分からないとの事。
採掘が禁止のため市場にある分が貴重になっているのが値段が高くなっている原因の一つです。
坑道の長さは約180mです。
山の下へ掘り進めます。
老坑と同じ山から掘り出されるのが坑仔岩です。
山の中腹辺りに入り口があります。
坑仔岩の入り口まで急な山道を上がります。
登るのは一苦労でしょうね。
筆者:安藤
杭州は風光明媚な街としてもよく知られ、日本と気温もあまり変わらず今は羽織るものが一枚いります。
杭州から中国でも南の方の広東省広州市へ飛びました。
空港に着くとそこはまだ夏を思わせるような気温。
着ていたダウンを脱ぎ半袖になりました。
広州から約100km、バスで2時間ほど走ると硯の街として有名な肇慶市へ到着します。
街の中には非常に多くの硯専門店が並んでいます。
硯屋さんだけでも300店程ありどこも端渓を販売しています。ほとんどのお店が自分のところで加工をしたりしています。
但し工場を持って人を雇っているのはほんの2割くらいです。
端州一路の通りには非常に多く店がありますよ。
個人的に行って買われるのであれば必ず数軒周り粘り強く交渉をすることをお勧めします。
けっして買い急ぐのではなく色々と見せてもらいましょう。
店の奥のほうに質の良い老坑や麻子坑をしまっている店もあります。
必ず店主の方と硯の話やその他たわいもない話をしてより良いものを見せてもらい満足のいく逸品をお求めください。
中国では硯を贈り物としてよく使います。また観賞用・美術品として買う方が多く店には大きな硯がたくさん並んでいます。
また茶道具としても使われています。
日本では実用的な硯を多く使い、彫刻などもシンプルなものを好む方が多いですが、中国では観賞用や美術的な価値を重視して大きなものや彫刻が非常に凝った物を好みます。
硯屋さんにはいろいろな形の硯が置いてあり見るものを飽きさせません。
筆者:安藤